日本と韓国の刺身の違いを調べてみた

四角

おうち時間、みなさんはどうお過ごしですか?

インスタを見ていると、「お家で過ごす時間が増えたので韓国ドラマを見る機会が増えた」というストーリーをよく目にします。

筆者もNetflixの韓国ドラマはだいたいチェック済み!

筆者のオススメは「ヴィンチェンツォ、スタートアップ: 夢の扉、Sweet Home -俺と世界の絶望-」あたりでしょうか。

機会があればぜひご覧あれ!!

ところでドラマの中にも出てくる韓国のお刺身、みなさんは食べたことありますか?

以前の記事でチャミスルについてお話ししているのですが、今回はそんなチャミスルを飲みながら食べるお刺身について、書いていこうと思います。

知らなかったという方はもちろん、ご存知の方も読み進めてもらえれば面白い発見ができるのではないでしょうか!


韓国の刺身 회(フェ)

刺身

韓国では刺身のことを、「회(フェ)」と言います。

刺身のお店は「刺身の家」という意味の「フェッチブ(회집)」と言います。

一般的なのは白身魚で、ヒラメ・タイ・クロソイなどがリーズナブルな価格で季節を問わず一年中食べられます。

日本でよく食べられる赤身魚の刺身は、一般的な刺身店ではあまり見かけないです。

そして大きく違うのは、韓国での刺身「회(フェ)」は生きたまま、さばいたもののことを言います。

日本では切って冷凍されて出てくるものが多いですが、韓国ではその場でさばいた新鮮なものを食べるので、弾力が違います。

刺身

そしてなにより韓国人は食感を大切にします。

なので、日本の刺身のように冷凍されて出てくるもの、「弾力が失われた刺身=鮮度が落ちる」と考えられているようです。

そのため、韓国での刺身の店では水槽が必ずあり、注文されてからさばくスタイルになります。

また残った魚の骨や頭はメウンタンの出汁にします。

刺身

ちなみに、メウン→辛い、タン→スープという意味で、日本語に訳すと「辛いスープ」ということになります。

辛いものが苦手な方は、白米と一緒に食べるのがオススメです!

留学時代は刺身+チャミスル飲みながらゲームして、そのあとラーメン食べて次の日二日酔い・・・なんてこともありました。

チャミスルはやっぱり欠かせないですよね〜


日本と韓国での刺身の食べ方の違い

日本では刺身といったら、やっぱり醤油とわさびですよね!

筆者は塩とごま油で食べることもありますが、刺身醤油も出ているほど日本人は醤油派が大半なはず!

ではお隣、韓国ではどうでしょう。

韓国では味付けは、チョジャン(酢入りコチュジャン)、醤油、味噌、サムジャン(韓国味噌だれ)があります。

韓国人は肉と同じように刺身もサンチュ(野菜)に包んで食べます。

野菜

片手にサンチュ(野菜)を広げ、タレをつけた刺身を乗せ、お好みで青唐辛子やニンニク、ネギなども一緒に包んで食べます。

サムギョプサルでもそうですが、韓国ではお肉やお魚をサンチュ(野菜)で包んで食べる習慣があるので、ちゃんと野菜も補えてバランス的にはいいですよね。

ただ、これだとお刺身本来の味が消えてしまうのでは?という疑問も出てきそうですが、元々白身魚本体の味はあまりないので、韓国では酢コチュジャンで味をつけて食べるという考えのようです。


韓国に行ったら必ずオススメしたい水産市場

現在はコロナの影響で韓国に行けなくて残念ですが、また行けるようになれば、是非足を運んでみて欲しい場所です!

まずはソウルから

鷺梁津水産市場(노량진 수산시장)

ノリャンジン水産市場!

ここは有名ですね〜

地下鉄1号線鷺梁津(ノリャンジン)駅 1番出口から徒歩10分圏内の巨大水産市場です!

野菜

地下2階から地上6階で、1階にはその日の朝にとれた新鮮なお魚がぎっしりと並んだ個人経営のお店がずらりとあります。

そして呼び込みもとにかくすごいです・・・

値段は書いていないので基本交渉です。

日本ではあまり見ない珍しい種類の海産物もあって見てて楽しいです。

筆者の好きなエビの種類はとっても豊富でした!!

ここでポイントは、いろいろなお店をまわって魚の大きさなどをみて、値段の交渉を行い、一番安いところで決めるのがいいです!

韓国語ができないと、交渉が厳しくなってしまいますが、お店をまわれば大体の相場などがわかるので、英語のやりとりでいけるはず!!

水産市場の床は水で濡れてて結構滑るので、スニーカーなどの歩きやすい靴がオススメです。

交渉成立後、1階で魚などを買ってさばいてもらい、2階で調理されたものを食べることができます。

野菜

この時、買った魚をどうやって食べるかなどの調理方法をお店の人に聞かれます〜

そして筆者はメウンタンを必ず注文します!

刺身で、もたれた胃がスッキリしますのでオススメです!

ちなみに、すでにさばいて盛り付けてある刺身も売ってはいますが、少し高くても目の前でさばいてくれる新鮮なものを買った方がいいです。

味も新鮮さも格段に違います。

また営業時間も(店舗によりますが)24時間なので、時間に縛られないのがいいですね〜

次は釜山

釜山は日本で例えると・・・大阪みたいな感覚でしょうか。

海雲台

ご存知の方もいると思いますが、釜山は海雲台(ヘウンデ 해운대)という韓国一の人気リゾート地があります。

夏はパラソルしか見えないんじゃないか!くらいに、ぎっしりとパラソルが並んでます。

ビーチ沿いにはホテルが並んでるので、釜山旅行に行く際はこの辺りでホテルを予約すると、ビーチや市場、そしてショッピングモールやおしゃれなバーが近くにあって便利です!

話が脱線しましたが、チャガルチ市場(자갈치 시장)!!

水産市場

やっぱり釜山の代表水産市場といえばココではないでしょうか!

名前のチャガルチは「小石」という意味で、元々は砂利市場に並ぶ露天市場があったことからこの名前が付けられたようです。

このエリアは近代的なビルの中にあるいくつものお店と、さらにその周りを囲むようにもお店があります。

ちなみにこのビルは、地下2階・地上7階になります。

こちらも巨大市場ですね〜

中に入ってもお店がたくさんありすぎて悩んでしまいます・・・

水産市場

しかも売られているものは大体一緒です。

釜山ではタコがよくとれるので、水槽の中にタコがたくさんいました。

そしてホヤもよく見かけました。

ホヤ

ビジュアルが中々強烈です・・・

さらにこのチャガルチ市場、思ったより混んでないんです。

筆者はビルの中のお店で買って、さばいてもらいました。

ここでも交渉するとお値段変わります!!が、激安にはならないので注意です〜

そしておなじみ調理法も聞かれます。

筆者は大体こういう市場に行くと、「オススメはなんですか?」と聞きます。

そうすると店員がこれはこういう調理法がオススメだよ!なんて教えてくれます。

もちろん自分が食べたい調理法で全然OK!!

焼くのか、スープか、蒸すのか・・・

そしてビルの中のどのお店で買っても2階で調理してもらって食べることができます。

とにかく量が多くてお腹いっぱいになるので、お腹は減らしていきましょう〜


日本で食べられる韓国の刺身店

今は韓国に行けないけど、本場の韓国刺身が食べたい!!

そんな韓国好きのみなさんにおすすめしたいのが、このお店!

【浦港刺身(ポハンサシミ)】

韓国に行かなくても本場の味をしっかり楽しめる筆者一押しのお店です!!

コスパも味も雰囲気も◎

新大久保に行く際は是非、足を運んでみてください〜


最後に

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

日本と韓国では、お刺身の食べ方がずいぶん違いますよね〜

酢コチュジャンは、楽天などでも購入できるので、機会があれば韓国風のお刺身を食べてみてはいかがでしょうか。



この記事を書いた人
クックくん顔
クックくん

食べるのも料理するのも大好きなアラサーフリーター。
休日は美味しいものを求めてプチ旅にでます。
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