何事も成功するには、経験した者から学ぶことが近道のひとつです。
もちろん、「失敗は成功のもと」なんていうことわざにもある通り、実際に経験をして学んでいくことが大切かもしれません。
しかし、「はじめての転職」となればそういかないのではないでしょうか?
もし、実際に転職失敗を経験して学ぶ…なんてことがあったとしたら、それはよくないことです。
転職活動は人生の転機となので「失敗する必要がない」のですから。
そこで、今回は「経験したものから学ぶこと」をポイントにして転職活動に失敗した経験のある方たちが共通してやってしまっていた3つのことについてお話しして参ります。
はじめての転職で失敗したくない方、何度も転職活動を失敗して困っている方もぜひ参考にしていただけたらと思います。
しかし、「失敗は成功のもと」も大事なことなのでまずはどういった人たちが転職活動に失敗してしまっているかを考えてみましょう。
その大きな共通点としていえることは全てにおいて明らかな「準備不足」ということです。
それでは順を追って説明いたします。
現代ではスマホの普及も相まって様々な求人サイト・求人雑誌があるので、
どの求人がいいのかわからない…というケースが増えています。
また、求人の中で「え!こんなに良い条件なの!?」といった求人につられて応募してしまい、実際に入ったら「求人に書いてた内容と全然違った…」なんてことも、失敗した方あるあるではないでしょうか?
これに関しては、もちろんこういった求人掲載をした飲食店・企業側にも問題はありますが、ここはどういったところなのかと自身でもしっかり調べておくことが大切でしょう。
これも飲食での転職あるあるですね。
少し前の飲食店の就活・転職では履歴書は適当に書いて、面接官(というか料理長or店長)に「なにできる?いつから来られる?」だけ聞かれて、そのまま採用!なんてこともあったとか。
たしかにこのやり方で面接をされてきた方にとっては、どう書いたらいいかわからないですよね。
「履歴書もそうだけど、職務経歴書ってなに!?」って方も多くいらっしゃるのではないでしょうか…?
そしてまた、どうしたらいいかわからずまた適当に書いてしまうのです…。
また、「私の履歴書・職務経歴書はちゃんと書いてあるし大丈夫だ」と思っている、そこのアナタ。
もしかして、面接官に自分を知ってもらおうと情報をビッシリ入れたものになっていませんか?
実は、こういった書き方も書類選考で落ちてしまうよくあるケースなので注意しましょう。
企業を受ける中で、前述での「なにできる?いつから来られる?」だけの面接はもう存在しないと思っていいでしょう。
企業側もミスマッチ人材を採用しないように、面接に力を入れているところがどんどん増えています。
そのためにどういった質問が来そうかどうかを想定しての準備をしておくのもそうですし、飲食店の面接であれば事前にお店に行くことも非常に重要となってきます。
しかし、事前にお店に行くことはできるとしても店舗に行ってなにをすれば良いのかもわからなければ意味がないです。
さらに、面接はみなさん誰もが緊張すると思いますので、それこそ頭が真っ白になってしまって本来の自分が出せずに落ちてしまう…なんてことも。
せっかく企業についても調べられてちゃんと履歴書・職務経歴書も書けても、面接で全てが水の泡になってしまうという、一番しんどいケースですね、、、
そうしてまた現職先を続ける、もしくは転職先を妥協してしまって失敗をするのです。
至ってシンプルな答えです。
それは「自分ひとりで転職活動をおこなわない」ことです。
ん?
友人からの紹介を受けろってこと?
いえいえ、そうではありません!
友人からの紹介も一概に悪いとはいえませんが、もし言ってくれていたこと全く違う内容でも辞めづらいですし、人間関係が崩れてしまうリスクも伴います。
つまり、ここでの「自分ひとりで転職活動をおこなわない」ということは
転職エージェントを使うことです。
転職に成功をしている大半の方は「転職エージェント」を使っています。
「転職エージェント」と検索すると
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
・doda
なんていった、CMでもよく見られる企業が出てきます。
ここでも、飲食店を経営する企業の紹介はしてくれます。
しかし、こういった有名どころはいろいろな職種に精通しているので、よくいえば幅広く求人を取り扱っているためバランスは良いですが、特化しているわけではないので悪くいえば、中途半端といえます。
そこで、注目して欲しいのが「ジャンルに特化した転職エージェント」があることです。
このジャンル特化に関しては、飲食に特化した転職エージェントも存在するのです。
こうした飲食に特化している転職エージェントは、求人数も求人の質に関しても、リクルートエージェントなどに比べても、全然違います!
さらに、飲食特化の転職エージェントは長年飲食経験をされてきた方や、飲食企業で人事採用をされてきた方がスタッフをしています。
つまり、飲食業界・人材に関してのプロが在籍しているのです。
飲食特化の転職エージェントがあることがわかった!
とはいうものの、飲食特化の転職エージェントも実はひとつだけではなく複数存在しています。
では、どこを選べばいいのか…?
ここで話を戻してみましょう。
まず、どうしたらいいか?となったときに「自分ひとりで転職活動をおこなわない」という答えが出てきました。
これを言い換えると、他の誰かに協力してもらうながら転職活動をおこなうことです。
その考えの中で、転職エージェントを使う方法が出てきました。
つまり、選ぶときのポイントとしてまず重要なのが
「協力してくれるひとが本当に信用・信頼できるひとなのか」なのです。
たとえばですが、どこかの飲食特化の転職エージェントへ相談しに行ったとします。
そこでお話をしてくれたスタッフが求人の内容を把握していなかったり、飲食の世界について全く知らない人だったら、どうでしょうか?
「こんな人に人生預けたくない」って思いますよね?
だからこそ、飲食特化の転職エージェントを選ぶ際には
飲食経験がある人が多数在籍!人材業界を長年経験しているスタッフ多数!
などといった、どんなスタッフが在籍しているかわかっているといいでしょう。
あとは、根本的な話になりますが「揃えている求人」に関してです。
ここで大事になってくるのは求人の「質」です。
求人の数も大事かもしれませんが、質の低い求人をただただ集めても意味がないですよね。
例えていうならば、休みがしっかり欲しいので月8日休み以上のところで探していると希望を出しているのに
月6日休みの求人を山ほど出されても、全く響かないと思います。
さらに、求人の質について掘り下げていくと、飲食特化の転職エージェントの中には「非公開求人」というものが存在します。
この非公開求人についてですが、飲食の世界では新規事業や新店舗を出す際に、競合のお店や企業にマークされることがあるので、あえて非公開にしているケースがあります。
あわせてこういったケースも含めて、非公開求人の中にはいわゆる名店と呼ばれるお店の求人情報もあり、一般公開してしまうとブランドが下がってしまうことを心配して非公開にしているものも存在します。
つまり、求人の質を重要視している転職エージェントに相談をすれば、希望にあったものが見つかりやすくなることは間違いありません。
求人を紹介してくれたものの、そのあとはどうしたらいいかって不安な方もいますよね?
基本的に転職エージェントは履歴書・職務経歴書作成のサポートから面接対策も含めて、書類選考〜入社まで一貫してサポートしてくれるところがほとんどです。
しかし、ここでもサービスの「質」が伴ってきます。
そこで顕著に差が出てくるのは面接対策です。
転職エージェントによっては、電話で事前にお話しして終わりのところもありますし、企業のことをあまりわかっていないとネットで調べればわかるような対策の仕方しか教えてくれません。
ここでの質の高い「面接対策」は
・面接当日に直接待ち合わせをして、面接直前まで指導をしてくれる
・面接を受ける企業ごとの対策をしてくれている
・面接場所まで連れて行くだけではなく、可能な限り一緒に同席してくれる
この3点をできているところはしっかりと面接対策をしてくれるエージェントといっていいでしょう。
また、他にも重要なサービスとしては「アフターサポート」についてです。
入社をしたところでサービス終了…というところも多いですが、あくまで転職活動が終わっただけであって、そこからがスタートなのです。
そこで、転職エージェントの中には入社後のフォローもしてくれたり、キャリアアップのための新しい転職相談などもできるところがあります。
こういったサービスの質が高いところを選ぶのも重要なポイントのひとつでしょう。
いかがでしたでしょうか?
結論としては転職活動はひとりでおこなわず転職エージェントを使うこと、そして転職エージェント選ぶときには飲食特化の転職エージェントを選ぶことです。
さらに、飲食特化の転職エージェントを選ぶ時のポイントは
・相談にのってくれる人がどんな人で、本当に信頼・信用できるか
・求人は量ではなく、質で
・サービスの質はアフターサポートまでしっかりしているか
以上の3つです。
この3つのポイントを押さえて転職エージェントに相談していただければ、きっと転職活動も成功できるかと思いますので、自身で比べてみてまずは相談をしてみましょう!