
みなさんがお仕事をする会社の中で身内しかわからないネタのようなもの、ありますよね!
その中で飲食のお仕事はアルバイトも含めて経験されていた方は多いのではないでしょうか?
そこで飲食経験者の方々へインタビューをおこなったところ、本当にたくさんのあるあるネタを聞けたので3パートに分けてまとめてみました!
※前回のキッチン編・ホール編はコチラをチェック!
飲食店あるあるについて-キッチン編
飲食店あるあるについて-ホール編
そしてこのあるあるネタシリーズもこれで最後です!
今回はキッチン・ホールスタッフ経験のある方から聞いたあるあるネタでの共通あるある、
つまり飲食店でおこりうる、あるあるネタをまとめてみました!
飲食店のお仕事経験者なら共感できること間違いなし!
未経験の方でも、あるあるネタをみているだけで飲食店のお仕事の魅力も伝わると思いますのでぜひ見ていただけたら幸いです。
今回もホール編・キッチン編でインタビューをさせてもらいました方々にお話をうかがいました。
ホールとキッチンは仕事は違うものですが一緒の飲食店で働く仲間です。
その中で聞いていくと、飲食店の共通あるあるはどんどん出てきますね!
みんなで盛り上がっている傍ら、筆者の私が置いてけぼりでした…。(笑)
それでは、ご紹介してまいります!
飲食店は夜遅くまでの営業がほとんどですよね。
なので、「ドラマをリアルタイムで見られない」という意見が多く、ゴールデンタイムの番組が見られないから
いつもテレビ番組の話題についていけないのだそうです。
逆に深夜番組には異様に詳しくなってしまうんだとか。(笑)
店内BGMをUSENで契約されているところも多いですが、
最近ではスタッフの携帯や音楽機器をつないで流しているところも増えています。
その中で音楽に精通している人が必ずどのお店にもいて、絶妙な選曲をしてきて「この曲、なに?」と聞かれることも多いんだとか。
この話題があがったとき、「あーたしかに!」とみんなから共感の声が出ていました。
先輩から「あいさつはどんな時でもおはようございますと言う」と教わっていたから特に理由を考えなかった方がほとんどでしたが、
芸能界でも同じ風習があります。
他のあいさつの中で「こんにちは」「こんばんは」があると思いますが、
「おはようございます」だけが敬語が入っているために使われていると芸能界ではいわれています。
昔は縦社会だった飲食の世界でもあいさつはどんなときでも「おはようございます」を言うことが当たり前になったのではないでしょうか?
満場一致の話題でした。(笑)
とにかく出会いがないらしいです。
女性の方からは「働いている上司や先輩がカッコよく見える」という意見や、他にも「連帯感があるので仲間意識が強くなるため」「他の友人と付き合う時間が合わないため」といった意見も多かったですね。
常連さんや、他店舗のスタッフが来た際にいただく差し入れで、元気のギアがもう一段階上がるんだとか。
「リポDより、レッドブルをもらったときが一番テンション上がる」と、なんとも図々しいことをおっしゃっている方もいました。(笑)
「結果ありがたいんですが」と前置きはしていましたが、こういうフラグ系のあるあるは意外と多いようです。
フラグ系のあるあるパート2ですね。
いつも通りのシフトでも忙しいといえる状況。
シフト組んでいる店長は「もう1人入れておけばよかった…」と後悔し、シフト入ってるスタッフから「人足りないよぉー!!」とバタバタするまでがあるあるなんだとか…。
フラグ系のあるあるパート3。
結局呼び戻すか、2号店忙しいから戻れないので今のスタッフたちで頑張るかになるそうです。

早番はオープン作業や料理の仕込みがあるので、開店前はバタバタします。
そんな時に「寝坊しました…すぐ行きます…」とスタッフからの連絡。
1人がいないだけでこんなに大変なのかといわんばかりに、店内は更にバタバタします。
早番の人は遅刻にはじゅうぶんに気をつけないといけないですね…!
この話題に関しては「スタッフが多い店舗で経験していればこのネタは絶対わかるはず!」とおっしゃっている方がいました。
ポジション別に特化しているスタッフがピンポイントに入っていて、全く抜け目のないシフト構成が出来上がると、テンションが上がるんだとか。
ここで店長が「どんなスタッフが入ってもドリームチームっていえるように、みんながんばろうね」って言うのもお約束だそうです。
「この時間、入れない…?」っていう連絡、一度は経験あるのではないでしょうか?
シフトコントロールもスタッフの配置も店長の大事な仕事ですからね。がんばれ店長!!
年齢を重ねている世代であればあるほど、パソコンに関してはかなり疎いようです。
しかし、若い世代でもパソコンが苦手な人がまだまだ多いようで、「数字報告で本部が作ったエクセルがなかったら…と思うとゾッとする」なんて意見もありました。
「まかないをいただけるのは、すごくありがたいのですが!」という前提の元でのあるあるだそうです。
なかには、お店で使っている調味油が独特のものを使っているので風味が全部一緒になって、飽きてしまう…という意見もありました。
キッチン編・ホール編でも少しお話したかもしれませんね。
たとえば一般的には「フォークとナイフください」を、経験者だとつい「シルバー、カトラリーもらえますか?」と言ってしまうのだそうです。
他にも料理名を略して言ってしまったり、中華やフレンチ業態の出身だと、数を伝える時に中国語・フランス語で言ってしまい、すぐバレるんだとか。
しかしながら逆に「いや、バレるとなんかわかんないけど嬉しいし、ってゆうかバレたい」なんて、一緒の仕事してるんですよ〜と伝えたい意見もありました。
他の飲食店へ行くとおこるあるあるネタ、パート2ですね。
ホールは何人で、キッチンは何人で回してるんだろう…?と店内を見回してスタッフ人数を確認したり、
ドリンクが全然来ないときは「ドリンカー大丈夫かな…」と他店のスタッフ状況を気になってしまうんだとか。
これも他の飲食店へ行くとおこるあるあるネタですね。
経験をしているからこそ、提供が遅れてしまっている状況に同情しやすいということもあり、遅くても催促をすることなく「あぁ、回ってないんだろうな…」と思いながら、じっと待つんだそうです。
閉め作業が遅くなってしまうと、電車組のスタッフは大変ですね…。
今では「終電考慮」と福利厚生に入っている飲食店も増えてきました。
しかし当時は、お店に泊まるって始発を待つ「店泊」の許可を店長にもらっていたスタッフも多かったのではないでしょうか?
「店泊がダメなら、飲みに行きましょう!」という流れでもよくありますが、
日々の達成感が強い飲食店ならではのあるあるですね。
そこでまた料理や接客についての話をお酒を飲みながら語り合う、この時間が最高に楽しいようです。

「聞いてみた」というより、いつの間にか話題にあがってきて盛り上がったので、まとめてみました。(笑)
飲食店で働いているスタッフのなかには、調理師課程の専門学校出身の方も多いですよね。
その学生生活の中にもあるあるネタがあるようで、今回は番外編としてご紹介いたします。
満場一致のあるあるでした。
とにかくその料理にとことん向き合ってひたすら練習をするので、実技試験が終わったときには「二度とこの料理はみたくない…」なんて、思ってしまうんだとか。
だし巻きができるかどうかは学生の中ではステータスのようです。
味も大事なのですが、どちらかというとどんな巻き方にしているかが気になるんだとか。
あんな大人数で、一心不乱に包丁を研ぐ光景は専門学校ならではですね。
ただ、一歩下がってこの光景を見るととてもシュールに感じるそうです。
豆板醤、豆鼓醤、芝麻醤、八角、桂皮、五香粉…などなど、 とにかく覚えるのが大変だったとのことです。
ベシャメル、ヴィネグレット、マデール、ヴァンプラン、アメリケーヌ…などなど、 とにかく覚えるのが大変だったとのことです。(二回目)
実技の練習含めて、とにかくひたすら食べるので卒業の頃には体重が増えているんだとか。
飲食店で働くことになっても同じ感覚になるようですが、専門学生時代には特に強く感じるそうです。
自分たちでメニューを決めて、原価計算をして、販売をする。
お店を出す感覚で、とてもいい思い出になっていると、多くの声があがっていました。
とにかく自分の勉強の成果を認めて欲しいようです。(笑)
そこで手料理を振る舞って「美味しい!うまい!」と言われたときが嬉しくて、「飲食店で働こう!」と決心された方もいました。
いかがでしたでしょうか?
3回に分けて紹介してきた飲食あるあるネタでしたが、インタビューに答えてくれた方々に共通していえたことは、「飲食のお仕事が好き」というのが根底にありました。
あるあるネタを話す時もネガティブな話よりかは、みんな笑いながら話していただけたので、聞いているこちらも楽しい気分になりました。
そして改めて飲食のお仕事って、素晴らしいものだなと実感しました!
インタビューに答えてくれたみなさま
ご協力いただきまして、本当にありがとうございました!